プロペシア(フィナステリド)について
プロペシア(フィナステリド)の作用
プロペシア錠は「5α還元酵素阻害薬」と称される薬剤の一つであり、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられています。有効成分のフィナステリドには、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の合成を促す5αリダクターゼII型の働きを阻害して、毛髪の成長を促すという働きがあります。
プロペシア(フィナステリド)の使用用法
1日1回、1錠を服用します。1日1mgを上限とし、医師の指示に従って服用します。効果が実感できるまでの期間
髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、投薬を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。服用してから4〜6ヵ月後には抜け毛が減少して、髪の毛にも太さやコシが出てきます。約1年で発毛量が最大になり、全体的に髪の量が増えたことを実感していただけます。
AGAは進行性の疾患のため、投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、プロペシア錠を続けて服用する必要があります。継続する場合は、用量や飲む頻度などを医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきます。
6ヵ月服用しても効果が感じられないという方は、脱毛の原因がAGAではない(円形脱毛症など)か、適切な薬を使用していないことが考えられます。経過を観察しながらAGA以外の脱毛についても治療法を検討していきましょう。
プロペシア(フィナステリド錠)の副作用
プロペシア錠は安全性の高い治療薬として評価されていますが、臨床試験では、服用による副作用がいくつか報告されています。具体的には、被験者全体の1.1%に性欲減退、0.7%に勃起機能不全の症状がありました。また、プロペシア錠の使用成績調査では、全体の0.2%に性欲減退、同じく0.2%に肝機能障害が見られました。 そのほか、稀な症状としてうつや気力の低下なども一部報告されています。発生頻度としては低いため過敏になることはありませんが、少しでも異常を感じたらすぐに医師に相談して下さい。 ポストフィナステリドシンドロームとは、フィナステリド成分を含む男性型脱毛症(AGA)治療薬の内服によって起こった副作用が、服薬中止後もそのまま継続している状態です。 薬中止後も、性機能の低下や、抑うつのような精神障害が持続している症例が報告されています。 原因はわかっていませんが、精神的要因が誘因になりやすいため、以下の方の服用はおすすめしていません。 1.これから妊活や結婚を希望する男性で、性機能障害が起こることに強い不安を感じる方 2.メンタルヘルス障害など心の病気を抱えており、治療に不安を感じやすい方 副作用が心配な方は、まずは外用薬での治療からおすすめしています。当院で処方しているプロペシア(フィナステリド錠)はジェネリック国内承認医薬品です。
ザガーロ(デュタステリド)について
ザガーロ(デュタステリド)の作用
ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、体内にある酵素、5αリダクターゼの働きを阻害することによって、AGAの原因物質であるDHTの生成を抑制する効果が認められています。体内のDHT値が下がることで、ヘアサイクルの正常化・薄毛の改善効果が期待されます。U型のみでなく、T型の5α-リダクターゼも阻害できるので、プロペシア(フィナステリド)よりもDHTの生成を抑え、半減期が長いためより高い改善効果を期待できます。ザガーロ(デュタステリド)の使用方法
1日1回、1錠を服用します。1日0.5mgを上限とし、医師の指示に従って服用します。効果が実感できるまでの期間
髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、投薬を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。服用してから4〜6ヵ月後には抜け毛が減少して、髪の毛にも太さやコシが出てきます。約1年で発毛量が最大になり、全体的に髪の量が増えたことを実感していただけます。
AGAは進行性の疾患のため、投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、ザガーロ(デュタステリド)錠を続けて服用する必要があります。継続する場合は、用量や飲む頻度などを医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきます。
6ヵ月服用しても効果が感じられないという方は、脱毛の原因がAGAではない(円形脱毛症など)か、適切な薬を使用していないことが考えられます。経過を観察しながらAGA以外の脱毛についても治療法を検討していきましょう。
ザガーロ(デュタステリド)の副作用と注意点
ザガーロによるAGA治療により、いくつかの副作用が起こる可能性があります。性機能障害がもっとも多い副作用で、勃起不全(ED)が4.3%認められます。そのほか、 リビドー減退(性欲減退)が3.9%、精液量減少が1.3%となっています。発現率が1%未満の副作用としては、発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房不快感)、腹部不快感などが報告されています。 ポストフィナステリドシンドロームとは、フィナステリド成分を含む男性型脱毛症(AGA)治療薬の内服によって起こった副作用が、服薬中止後もそのまま継続している状態です。 薬中止後も、性機能の低下や、抑うつのような精神障害が持続している症例が報告されています。 原因はわかっていませんが、精神的要因が誘因になりやすいため、以下の方の服用はおすすめしていません。 1.これから妊活や結婚を希望する男性で、性機能障害が起こることに強い不安を感じる方 2.メンタルヘルス障害など心の病気を抱えており、治療に不安を感じやすい方 副作用が心配な方は、まずは外用薬での治療からおすすめしています。
当院で使用しているザガーロ錠は国内承認医薬品です。ディタステリド錠は、国内承認医薬品の適応外使用です。
ミノキシジル内服について
ミノキシジルの作用
ミノキシジルには、発毛や髪の成長を促進する作用があります。血管を拡張することで血流を改善し、毛母細胞が刺激することで、細胞分裂が活発になります。1本1本の毛髪が濃く太くなり、頭頂部や前頭の薄毛に対して高い効果を発揮することが認められています。ミノキシジルの使用方法
1日1回、1錠を服用します。1日5mgを上限とし、医師の指示に従って服用します。初めての方は2.5rの半錠から開始しています。効果が実感できるまでの期間
髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、投薬を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。服用してから4〜6ヵ月後には抜け毛が減少して、髪の毛にも太さやコシが出てきます。約1年で発毛量が最大になり、全体的に髪の量が増えたことを実感していただけます。AGAは進行性の疾患のため、投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、ミノキシジルを続けて服用する必要があります。継続する場合は、用量や飲む頻度などを医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきます。
6ヵ月服用しても効果が感じられないという方は、脱毛の原因がAGAではない(円形脱毛症など)か、適切な薬を使用していないことが考えられます。経過を観察しながらAGA以外の脱毛についても治療法を検討していきましょう。
ミノキシジルの副作用と注意点
ミノキシジルを使用した人の約8%に何らかの副作用が見られることがわかっています。 ミノキシジルは、もともと高血圧症の治療のために作られた薬です。AGA治療薬として服用した場合も、血圧が低下しますので、ミノキシジルを服用することで立ちくらみやめまいを感じることがあります。ただし、これらの副作用が出たとしても軽症であることがほとんどで、服用を継続することで徐々に症状はおさまります。 発毛作用のあるミノキシジルは、頭皮だけでなく、全身の毛根にも一定の効果を発揮します。そのため、ミノキシジルを服用することで、全身の体毛が増えたり濃くなるなど多毛症の症状がみられることがあります。 そのほか、動悸や息切れなどの副作用が見られる場合があります。血管が拡張されて血流が良くなることが原因です。こちらも薬を継続することで徐々におさまりますが、服用開始から数ヶ月は体の変化に注意する必要があります。ミノキシジルは国内未承認医薬品です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
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ミノキシジル外用について
ミノキシジルの作用
ミノキシジルには、発毛や髪の成長を促進する作用があります。頭皮に直接塗布することで、毛母細胞が刺激され、細胞分裂が活発になるためです。頭頂部や前頭の薄毛に対して高い効果を発揮することが認められています。ミノキシジルの使用方法
1日2回、脱毛部に直接塗布します。朝と夜に1回ずつ塗布する形が最も効果的です。脱毛部全体に治療薬がいきわたったら、頭皮を軽くマッサージします。効果が実感できるまでの期間
髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、治療を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。治療開始後半年から1年後には抜け毛が減少して、髪の毛にも太さやコシが出てきます。
AGAは進行性の疾患のため、投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、続けて治療する必要があります。継続する場合は、医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきます。
ミノキシジルの副作用
そう痒感や発疹、皮膚炎、紅斑など。これらはミノキシジルに限らず、外用薬の多くでみられる症状です。ミノキシジル特有の副作用として、浮動性めまいや頭痛、動悸、血圧低下といったものも報告されています。 重篤な有害事象としては突発難聴やアナフィラキシー反応、肝機能検査異常がそれぞれ1件ずつ報告された一方、いずれも患者背景などの情報が得られておらず、ミノキシジルによる副作用であるかどうかは評価できていません。 いずれにしても、ミノキシジル外用での重篤な副作用の報告割合は極めて低いとされています。ミノキシジルは国内未承認医薬品です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)で、高血圧治療薬として承認されております。
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ビビスカルプロ内服について
ビビスカルの作用
Viviscal Professionalは、髪の健康的な成長を内側からサポートする臨床的に証明された育毛サプリメントです。 特許成分である海洋性たんぱく質複合体を配合し、女性特有の頭髪全体が薄くなる「びまん性脱毛」の抜け毛を予防します。ビビスカルプロの使用方法
1日2回、1回1錠を服用します。医師の指示に従って服用します。効果が実感できるまでの期間
髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、投薬を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。服用してから4〜6ヵ月後には抜け毛が減少して、髪の毛にも太さやコシが出てきます。約1年で全体的に髪の量が増えたことを実感していただけます。投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、ビビスカルプロを続けて服用する必要があります。継続する場合は、用量や飲む頻度などを医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきます。
6ヵ月服用しても効果が感じられないという方は、適切な薬を使用していないことが考えられます。経過を観察しながら違う治療法を検討していきましょう。
ビビスカルプロの副作用と注意点
世界中で実施された臨床試験において、副作用は報告されませんでした。魚貝や海産物アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。ビビスカルプロは国内未承認医薬品です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
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育毛プログラム 注入治療について
育毛メソセラピーとは
育毛プログラム注射治療における育毛メソセラピーとは、発毛治療で、注射などにより有効成分を頭皮に直接注入する治療方法です。施術の効果を最大限に得るために頭皮表面から1.5mm程度の深さに成分を注入するのがメソセラピーでは一般的で、これは筋肉および血管への注射や、薬の内服を内側の治療、外用薬の塗布を外側の治療としたときに、ちょうど両者の中間にあたるような治療方法となります。
育毛メソセラピーの効果
薄毛治療の基本は、内服薬と外用薬による治療です。 一方で、内服薬、外用薬のみによる治療では、効果が現れるまで最低でも半年〜1年ほどかかることや、特定の持病があると服用できない薬があります。 また、フィナステリドやデュタステリド女性には処方することができません。 このようなデメリットをカバーするために、投薬治療と組み合わせて行われるのがメソセラピーです。 内服薬や外用薬と組み合わせることで弱くなった毛根の細胞を活性化させ、より早く、より高い発毛効果を実感できるようになります。 特に、発毛を実感できるまでの時間の短縮はメソセラピーの大きな特徴であり、様々な医療機関でそのようなデータが公表されていま育毛メソセラピーの副作用
メソセラピーは、一般的に副作用の少ない施術とされています。 針を使った施術ですので、多少の痛みや出血を伴う場合もありますが、患部の冷却や麻酔によって軽減が可能です。 施術直後は患部周辺の赤みや腫れ、かゆみが現れることがありますが、多くは一時的なもので、数時間から数日で症状は収まります。 極稀なケースですが、メソセラピーの施術後にアレルギー反応や感染症が発生する場合があります。 アレルギー反応や感染症の症状、または施術後の赤みや腫れ、かゆみが長引く場合は医師に相談して下さい。育毛プログラム 注入治療について
毛髪成長因子エレクトロポレーションとは
有効成分を必要な部位に届けるには、注射で注入するのがもっとも確実な方法です。しかし、針を使用することに痛みや恐怖感が伴います。そこで針を使わずに有効成分を頭皮の深部に浸透させることを可能にしたのが「エレクトロポレーション」です。 高速の電気パルスを皮膚表面に与えることにより、表皮細胞の細胞膜、細胞間に一時的に電子孔を形成させます。この孔を利用して分子の大きな成分も浸透させることができます。今まで注射を用いる以外に頭皮内に導入できなかった物質も、安全に無痛で導入することができます。発毛剤や育毛剤などの薬剤は、通常、頭皮に塗った場合、吸収されるのは全体の30%程度です。 ところが、エレクトロポレーションで導入した場合、薬剤の90%以上が吸収されます。
毛髪成長因子エレクトロポレーションの効果
有効成分である発毛因子BENEV Growthfactor HairCareComplexを頭皮内に導入していきます。ヒト線維芽細胞順化培養液中に含まれる成長因によってヘアサイクルを正常化すると共に、頭皮に潤いを与えて、毛包や頭皮を健康に導きます。 また、上皮細胞の増殖を誘導するとされる成分、KGFを高濃度に配合するとともに、細胞に対する傷害から保護し、血管の恒常性をサポートするとされるセイヨウスイカズラのエキスが含まれています。
毛髪成長因子エレクトロポレーションの副作用と注意点
副作用はほとんどありませんので心配なく治療を受けていただけます。毛髪成長因子およびエレクトロポレーションは国内未承認医薬品および医療機器です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
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発毛ヘッドスパ(医療用ヒーライト照射)について
医療用ヒーライト照射とは
医療用LEDとなるヒーライトは、590と830という波長の特性を利用し、頭皮に対してLEDのエネルギーを深達させることで、マクロファージ細胞等の免疫細胞を覚醒させます。血管も若返らせて血行やリンパの流れを向上させます。医療用ヒーライト照射の効果
頭皮に対する男女の薄毛治療、発毛育毛治療、抜け毛対策、白髪の抑制に有効とされています。医療用ヒーライト照射の副作用と注意点
副作用はほとんどありませんので心配なく治療を受けていただけます。ヒーライトは国内未承認医療機器です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
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